シャンプーの歴史
さて、質問。
あなたはいつも何回くらいシャンプーしますか?
毎日派? 2日に1回派?
最近では毎日シャンプーされる方が多いように思えますが、
実はこんな風になったのは、ごくごく最近のことなのです。
日本髪が結われていた時代は髪を洗うのは一ヶ月に一度程度ともいわれています。
髪を洗わない女性は唐櫛でよく梳いて垢をとりさり、
そののち匂油をつけて臭いをふせいでいました。
シャンプーという言葉が日本に定着したのは昭和初期である1920年代後半~30年代だと言われていて、
更に洗髪という文化が日本国内に本格的に定着したのは戦後である1945年以降といわれています。
昭和初期は自宅にあるお風呂すなわち内風呂が無いため、
銭湯に通って入浴するしかありません。
必然的に頭を洗う回数も制限されます。
よって、洗髪の頻度ややり方に大きく影響を与えたのは内風呂が普及してからです。
内風呂とシャワーの各家庭への普及し始めたのは1970年代。
銭湯まで行かなくても自宅で入浴し髪を洗えるということで洗髪しやすくなったわけです。
1987年の流行語大賞になった「朝シャン」。
朝のシャンプーのことですが、女子高生から広まったこの習慣は社会現象にまで発展し、
「朝もシャンプーをすることが女性としての身だしなみ」とも思えるような勢いで広がりました。
ここから当たり前のように毎日、
あるいは1日に何回もシャンプーをする文化が拡大したといえます。
そう考えると、実は毎日頭を洗うという行為が根付いたのは結構最近で、
ほんの30年ほどしか経っていないのです。
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