髪の構造
髪を知るには、まずは髪の構造から。
髪は一体何から出来ているのか、その構造をみてみましょう。
見た目とても細い髪の毛ですが、実は3層構造からなっています。
髪の太さは、人によってかなり差があります。
平均としてみてみると、日本人の髪の太さは70ミクロンから90ミクロンです。
つまり、100分の7ミリから100分の9ミリです。
髪を大きく3つに分けると、
- キューティクル(毛表皮)
- コルテックス(毛皮質)
- メデュラ(毛髄質)
の3層に分けられます。
ちょうどのり巻きに似たような形で、
のりがキューティクル、米粒がコルテックス、中心部にある具がメデュラに相当します。
キューティクル
キューティクルは1000分の1ミリとう薄い膜のようなもので、無色透明なウロコ状の物質です。
1枚で毛髪の外周の1/2~1/3を包み、竹の子の皮や瓦屋根のように重なっています。
キューティクルは毛髪成分の流出を防ぎ、水分を保持し水や薬剤の通り道ともなっています。
ただとても弱く、薬品や物理的な衝撃で破損しやすく、
また一度壊れたキューティクルは修復しません。
コルテックス
毛髪内部をコルテックスといいます。
コルテックスは、縦方向の引っ張りの強さと比較すると横方向に弱く、
髪が痛んで来ると枝毛になるなど裂けやすい性質を持っています。
このコルテックス領域が毛髪全体の85~90%を占め、
水分を保持し毛髪の強度や髪色を決定しています。
コルテックスは更にオルトコルテックス(Oコルテックス)とパラコルテックス(Pコルテックス)の2種類に分けられます。
Oコルテックスは水分とよくなじみ、吸収性が高く、やわらかい性質と言われています。
Pコルテックスは水分に反発し、吸収性が低く、固い性質と言われています。
この2種類のコルテックスが髪の内部にどのように分布しているのかで髪の質感、くせの状態が変わります。
メデュラ
メデュラはコルテックスの中心部にありますが、必ずしも全ての髪にあるわけではありません。
細い毛にはなかったりしますし、普通毛でも途中で途切れている場合があります。
そのためメデュラ単独での機能等、詳細はまだ分かっていません。
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